18.4.30 「〇〇の刺身」で無難にいこう ~魚が美味しいお店の見分け方 第6回~

五種盛りより三種盛りを頼め 外食で美味しくて安全な魚を食べる方法」にも書かれている魚が美味しいお店の見分け方をこちらでもお伝えしています。

第6回 「〇〇の刺身」で無難にいこう

【理由】いつもある刺身の品質はいつも一定

 

  • 無難な刺身が食べたい時

定番メニューに「マグロの刺身」といったように、いつでも魚の種類が指定されている刺身のメニューを見かけると思います。むしろ、「◯種盛り」や「おまかせ盛り」よりも馴染みがあるかもしれませんね。頼む側からすると、何が出てくるのか想像がつきますから、何が出てくるか分からないガチャガチャのような「おまかせ盛り」よりも安心して頼むことができると思います。これはその通りで、より確実なのが「〇〇の刺身」です。

 

  • 定番メニューにある「〇〇の刺身」の実際例

では、定番メニューにある「〇〇の刺身」にどのようなものがあるのかというと、やはり代表格は「マグロの刺身」でしょうかね。それに続いて、サーモン、甘エビ、イカ、タイ、ブリ・ハマチ、シメサバ、カツオのタタキなどといったところでしょうか。聞き慣れた魚が多く、「どの店でも同じような・・・」と思われる方もいるかもしれません。そういえば、「サンマの刺身」は秋口にしか出ません。また、聞きなれないマニアックな魚は定番メニューでは見ないと思います。

 

  • 「〇〇の刺身」はなぜいつも提供できるのか

これはなぜかというと、「いつも一定の品質で提供できる条件の揃ったもの」しか定番メニューとして書けないからです。また、そういった条件が揃った魚種は限られているため「お馴染みのあの魚」となるわけです。(正確には「お馴染みの魚で需要があるので一定品質で供給できる環境が整えられた」という方が正解なのですが。)

では、「いつも一定の品質で提供できる条件」が何かというと、「冷凍や養殖の技術・条件が整っていること」と思ってほぼよいと思います。この「冷凍」や「養殖」という言葉に対して、未だに、ネガティブなイメージを持たれることを私は悲しく思いますが、いつでも一定の美味しい魚を食べるための知恵と努力の産物なのです。今では、技術の進歩や規制等のルール作りも行われているので、いつでも一定品質、そして比較的一定価格で安全に美味しい魚を食べられるのが冷凍魚や養殖魚です。

 

  • 結局「〇〇の刺身」は頼んだ方がよいのか

「魚という食材は、バリエーション豊かで、美味しいものが季節や日によって変わり、それを楽しむのが醍醐味だ」という考え方もあると思います。そう考えると、いつも置いている定番メニューの「〇〇の刺身」は何だか味気ないようにも思えてしまいます。

しかし、繰り返しになりますが、結局「今回は何を求めるのかによる」ということです。確実に一定品質のものを求めるシーンにおいては、定番メニューで魚種が指定されている「〇〇の刺身」を頼む方が正解の場合もあるでしょう。(ただし、お店によっては一定して「低」品質の場合もあるのでそこは注意が必要ですが。)

 

 


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■「本日の獲れたて鮮魚」がある店には注意しよう
■魚のアラや頭を使ったメニューがあるお店を選ぼう
■水・日・祝に干物を勧めるお店を選ぼう
■生け簀に魚が泳いでいるお店はやめておこう
■イカ一夜干しにタレがかかっている店には注意しよう

…などなど今日から役立つ知識が満載!

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